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2.1. シンプルなログインマクロの中身

2.1.0. 寸劇(序幕)

マクロさん
へっへ、マクロさん
すいやせんね・・・

なんか
画面に向かって
言い始めちゃったよ・・・

お、城之内
精が出るな
マクロさんへの感謝か
俺の若いころそっくりだぜ

昔やってた人いたー!!

 

 

2.1.1. マクロの中身を読んでみる

では、前回登場したシンプルなログインマクロの中身を見ていきます。

cisco_login_macro

ここでは、一応解説をしていますが、理解する必要はありません。

ただ、マクロの見た目に慣れてもらえればよいでしょう。

 

2.1.1.1. マクロをテキストエディタで開く

既に、.ttlとttpmacro.exeを関連づけてしまっている方は、ファイルを右クリックして、メモ帳かなにかで開いてみましょう。

上記の文字列の中に、ポイント1〜4を記入しています。

 

2.1.1.2. マクロのポイント解説

それぞれについて説明していきましょう。

ポイント1

 

ファイルの上から、色々と書いてありますが、実はここはなくてもいい部分です。

; はteratermマクロではコメント扱いとなっていて、「読み込まないよ」ということを意味しています。

 

コメントは短いマクロではあまり使われませんが、長い行数になってくると、重宝します。コメント部分には、「このマクロは何をするマクロです」や、「誰が作った」などを書いておくと、仕事では便利だったりする事もあります。

他の部分と雰囲気が違うので、なんとなーく「マクロ部分じゃないな」ということが、わかると思います。

 

ポイント2

「connect」と書かれている一文から、なんとなーく「telnetしてるんじゃないかな〜」ということがわかると思います。

IPアドレスも書かれているし、この文も、何をやっているかが比較的わかりやすいでしょう。

 

ポイント3

何度か出てくる「wait」という言葉が使われています。

「wait」は「待つ」という意味ですので、「どうやら「’Password:’」を待っているようだ」ということが推測できるのではないでしょうか。

 

ポイント4

sendlnもwaitと同じように何度か登場します。

「’cisco’」という文字の前に登場する事と、”send”lnと読み替えると、「どうやら何かを送信していそうだ」という事が見えてきます(lnの部分は、今はそっとしておきましょう!)

見慣れていない文字列も、分解してパターンを追いかけていくと、そこまで難解なモノではないという事が伝わったのではないでしょうか?

次回は、ポイントごとに、何をやっているのかを詳しく見ていきます。

 

2.1.2. 寸劇(終幕)

 

マクロさんなんてのはな
なんとなくでいいんだよ
なんとなくで

確かに
思ってたより
簡単そうでした

だろ?
お前もなかなか
見込みがあるな

・・・

視線強め・・・